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外壁や屋根に苔が生えたら?放置すると危険な理由と対策


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おうちの外壁や屋根に、緑色の苔が生えていませんか?

「見た目がちょっと悪いだけ」と思って放置していると、家の寿命を縮めてしまう可能性があります。


この記事では、お家の外壁や屋根に苔が生える原因と、放置によるリスク、そして効果的な対策方法を詳しく解説します。



-目次-





なぜ外壁や屋根に苔が生えるの?

そもそも苔はどんな環境で生えるのかの仕組みを理解する必要があります。


苔は湿気と日陰を好み、特に以下のような環境で繁殖します。

  • 日当たりが悪く、風通しが悪い

  • 湿気が多いなど

  • 塗膜(防水性)が劣化している


具体的な場所の例としては、

・北側に面した外壁や屋根

・建物の影に建っている家

・崖や森、林の陰に建っている家

・海の近くの家

などです。

このような場所で、上記の環境が整うと、苔やカビが発生しやすくなります。



苔を放置するとどうなる?5つのリスク


1. 防水性能の低下

苔は水分を含み続けるため、外壁材や屋根材が常に湿った状態になります。

そうすると外壁材や屋根材の表面の塗膜を劣化させていきます。

防水性能が落ちると、雨水が建物内部に浸入しやすくなります。


  1. 外壁材、屋根材そのものの劣化

日本の住宅の約7~8割で使用されている外壁材であるサイディング。

水を吸って乾くという状態を繰り返すと、反りや膨らみ、ひび割れが起きやすくなります。特に窯業系サイディングは水に弱く、劣化が進行しやすいです。

また、屋根も水分を含み続けることで脆く割れやすくなり、屋根材の変形や浮き、剥がれにつながります。


苔による水分を含んで劣化した屋根の例
苔による水分を含んで劣化した屋根の例


3. シーリング(コーキング)の劣化促進

苔の湿気は目地に使われているシーリング材の寿命も縮めます。シーリングが劣化すると、外壁の目地部分から外壁内部への浸水リスクが一気に高まります


4. カビや藻の繁殖

苔が生えている場所には、カビや藻も同時に発生しやすくなります。

これが広がると、室内にもカビの影響が及ぶこともあり、健康被害(アレルギー・喘息など)につながることも。


5. 美観の悪化・資産価値の低下

苔や汚れで黒ずんだ外壁は、見た目の印象が悪くなり、将来的な資産価値にもマイナスです。売却時に査定に影響することも。



苔対策|やっておきたいメンテナンス

対策方法

内容

高圧洗浄

苔や汚れを洗い落とす定期メンテナンス。年1回がおすすめ。

再塗装

防水性と防苔性のある塗料で外壁を保護。塗膜の寿命は10年程度が目安。

防苔剤の使用

市販の防苔剤・洗浄剤を使ってピンポイントで対処。DIYも可能。

通気性の改善

周囲の草木を整理したり、風通しを良くすることで湿気を減らす。



まとめ

サイディングに苔が生えるのはよくある現象ですが、放置すると建物全体の劣化を早める大きなリスクに繋がります。

外壁、屋根材そのものがダメになってしまうと、塗装だけでは済みません。

それを交換する大掛かりな工事が必要となり、費用も高額になってしまいます。


早めの洗浄や塗装などの適切なメンテナンスで苔の発生を防ぎ、家を長持ちさせましょう!



「うちの外壁、そろそろやばいかも…?」そう思ったら、まずは住宅のチェックから。

分からない場合は、専門業者に無料診断を依頼してみるのもおすすめです。



ご相談は、HMCサービス株式会社までお気軽にご相談ください!


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