藤沢市・茅ケ崎市の方必見!海沿いの家は要注意?外壁や屋根の劣化が早い理由と対策
- hmcservice0329
- 6月18日
- 読了時間: 3分
更新日:7月22日

湘南ならではの魅力、海の見えるお家はとても人気がありますよね。
朝は潮風とともに目覚め、夜は波音に癒やされる――そんな暮らしに憧れる方も多いと思います。
しかし、海沿いの家には特有の弱点があるのをご存じでしょうか?それが「外壁や屋根の劣化が早い」という点です。
今回は、海沿いの家がなぜ傷みやすいのか、そしてどんな対策ができるのかをわかりやすくご紹介します。
-目次-
❚なぜ海沿いの家は劣化が早いのか?
1. 塩害(塩分の影響)
2. 高湿度とカビ・コケの繁殖
3. 紫外線の影響が強い
4. 強風や飛来物によるダメージ
❚海沿いの家を守るための対策
1. 建材・塗料の工夫
2. 定期的なメンテナンス
3. 外構や植栽で「風除け」をつくる
❚まとめ
❚なぜ海沿いの家は劣化が早いのか?
1. 塩害(塩分の影響)
海沿いの家で、断トツで影響が多いのがこの塩害。
海から吹いてくる潮風には塩分が含まれており、この塩分が建物の外壁や金属部分に付着すると、
金属がサビる
コンクリートが劣化する
外壁塗装がはがれやすくなる
といったトラブルを引き起こし、劣化した屋根材から雨漏りが発生した…なんて被害もよくあります。
2. 高湿度とカビ・コケの繁殖
海辺は湿度が高くなりがち。湿った外壁や屋根には、
カビ
コケ
藻
が生えやすく、見た目が悪くなるだけでなく、素材自体の劣化にもつながります。
→コケを放置するとどうなる…?過去の記事はこちら
3. 紫外線の影響が強い
紫外線の影響は、もちろん海沿いだけの問題ではありませが、問題は紫外線の受ける量です。
海沿いは建物や樹木、山などの遮蔽物が少ないため太陽光が直接建物に当たりやすく、また日照時間も長いため外壁や屋根が常に紫外線にさらされます。
また海の水面に反射する光にも紫外線は含まれているため、直接浴びる紫外線と反射紫外線の両方が建物に影響を与えるため、紫外線の「実効量」が増えることになります。
そのため、
塗装の色あせ
表面のひび割れ
などが内陸の家と比べ早く起きやすくなります。
4. 強風や飛来物によるダメージ
海沿いは風が強く、砂や小石、潮を含んだ水滴が建物にぶつかります。これによって、
外壁の細かな傷
屋根材のズレや破損
が発生することもあります。
❚海沿いの家を守るための対策
そんな弱点の多い海沿いの家ですが、メンテナンスさえしっかり行えば、いつまでも長く住み続けることができます。
1. 建材・塗料の工夫
海沿いの環境に強い素材を選ぶことで、劣化を防ぐことができます。
ガルバリウム鋼板:サビに強い金属屋根材
フッ素系塗料:紫外線や塩害に強く、長持ち
防カビ・防藻機能付きの塗料:湿気対策にも効果的
2. 定期的なメンテナンス
年に1回〜2回の定期点検や洗浄を行うことで、初期の劣化を防ぐことができます。
高圧洗浄で塩分・カビを除去
外壁のヒビや剥がれを早期発見
屋根材のズレ・破損チェック
3. 外構や植栽で「風除け」をつくる
家の周囲に植栽やフェンスを設けることで、潮風の直接的な影響を和らげることができます。
❚まとめ
海沿いの家は、ロケーションの良さと引き換えに「劣化のスピード」という課題を抱えています。しかし、適切な建材選びと定期的なメンテナンスを行うことで、その問題は十分にコントロールできます。
“海の近くに住むなら、守りながら暮らす”この意識を持つことで、長く快適に海辺の暮らしを楽しむことができるでしょう。
お家の劣化が気になる方は、まずは相談!
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